テストブロッカーとは?
テストの妨げとなる外的要因(テストブロッカー)ごとに、実行できないテストケースを集計・可視化し、上位10件をリアルタイムで表示します。
例えば機材の調達が遅れている、仕様について開発チームに聞いている、などの要因が考えられます。
この「?」の要因は何なのか、またそれがどれくらいのテストを阻害しているかの影響度を可視化します。
機能を使うメリット
- BLOCK、Q&Aそれぞれ上位10位を表示するため、テストの阻害要因がどの程度影響しているのかを把握することができる
- テストブロッカーの要因を認識し、解決にむけたアクションをとることができる
設定方法
(1)左メニューの「ダッシュボード」をクリックします。
(2)画面右上の「設定」ボタンをクリックします。
(3)”テストブロッカーの設定”で「BLOCKの結果を集計する」と「Q&Aの結果を集計する」にチェックをいれます。
(4)「更新する」ボタンをクリックします。
(5)左メニューの「テストスイート」ボタンをクリックします。
(6)任意のテストスイートの「設定」ボタンをクリックし、テストスイートの設定画面にはいります。
(7)”テスト結果の自由項目設定”の「テストブロッカーの集計に利用する」にチェックをいれます。
どのラベルを集計に利用するのかラジオボタンで選択します。
(8)「更新する」ボタンをクリックします。
利用方法
(1)テスト実行の際、「BLOCK」または「Q&A」を結果入力をしたら、設定方法(7)で選択した"集計に利用するラベル"にIDを記入します。「,」で区切って複数記入することもできます。
(2)左メニューの「レポート」をクリックします。
(3)該当するテストフェーズの「チャート」ボタンをクリックし、チャートの画面にはいります。
(4)画面右下部に”テストブロッカーの上位10件”の項目があり、”BLOCK”と”Q&A”に対する阻害要因と発生件数を表示しています。
補足情報
テストブロッカーの利用方法は、不具合番号や質問番号を登録するだけではなく、直接原因を書き込む使い方もできます。
プロジェクトの方針や使いやすさで、最適な方法を選択してください。