QualityForward APIを使って、複数のテストケースファイルを一括でインポートする方法についてご紹介します。
※フリープランではAPIを使用することはできません
Excelのインポートはブラウザ上でも取得が可能ですが、テストケースファイル数が多い場合にAPIを利用し一括で行うことで作業を効率化することができます。
また、ご紹介するサンプルコードはGitHub上にも上がっていますので、是非ご利用ください。
※Python 3.7にて動作を確認しています。
※実行に必要な環境設定についてはこちらの記事をご覧ください。
APIを利用して全テストサイクルの情報を取得するサンプルスクリプトを公開しました 開発環境の構築
API実行準備
サンプルの利用方法
サンプルの利用方法についてはこちらの記事をご覧ください。
APIを利用して全テストサイクルの情報を取得するサンプルスクリプトを公開しました サンプルの利用方法
スクリプトの設定変更
取得したサンプルを解凍し、解凍したzipファイルの[settings.py]を書き換えます。
1. [settings.py]ファイルを開きます。
2. URLやAPIキー、フォルダパスなどの各設定を対象のURLに書き換えます。
BASE_API_URL = 'https://cloud.veriserve.co.jp/api/v2/' #APIのパス API_KEY = 'd388cd974f4451749cc21c8cbdded82be64c67cd3a195ec5' #APIのキー FOLDER_PATH = 'D:\\VeriServe\\qfscripts\\ImportTestCase\\files' #対象ファイルを格納するフォルダーのパス TSV_NAME = '1.0' #テストスイートバージョン名 QF_COLUMN_MAX = 21 #QFで取り込める列の最大(テスト定義の自由項目数 +「優先度」列) TSV_STATUS = 'available' #テストスイートバージョンのステータスの値(利用可) COL_TITLE_START = '優先度' #ヘッダーの最初の列のタイトル TEST_SUITE_DELETE_FLG = 1 #1:削除する、0:削除しない
※フォルダパスの "\" は "\\" に書き換えてください。
[TEST_SUITE_DELETE_FLG]はインポートファイルと同じ名前のテストスイートが存在する場合の設定です。
TEST_SUITE_DELETE_FLG = 1 #1:削除する、0:削除しない
1:削除する → 既存のテストスイートを削除して新しくインポートしなおします。
0:削除しない → 同名のテストスイートが存在する場合インポートが中止されます。
インポートの注意点
※[TEST_SUITE_DELETE_FLG]で[1]を選択してスクリプトエラーが発生した場合、テストスイートがテストフェーズに関連づけられており削除できない可能性があります。関連づけを解除してから再度実行してください。
※インポートファイルに優先度の項目が設定されていない場合、インポートを開始することができません。インポートファイルに優先度が設定されているかご確認いただき、項目がない場合は追加してください。
※xlsx以外のファイルが存在する場合、インポート処理は行われません。
実行方法
1. 以下のコマンドでスクリプトを実行すると、指定したフォルダのファイルのインポートが開始されます。
python ImportTestCase.py
2. スクリプトを実行すると、QualityForward上にテストスイートが登録されます。