進捗予測について
テストサイクルを追加すると、日次の進捗予測が自動で設定されます。任意の進捗予測に設定することもできます。
初期設定の進捗予測
QualityForwardは初期値として、テストサイクル最終日にちょうどすべてのテストケースが実行完了するように、サイクル内部の通常営業日(土日・指定した祝日を除いた日)にほぼ均等に消化数を割り当てます。例えば100件のテストケースを実行する10営業日のテストサイクルが追加された場合、各営業日の消化数は10件となるよう進捗予測が設定されます。表上はテストケースの残件で表現するようになっているため、90, 80...と10件ずつ減っていくような値表示となります。
任意設定をした進捗予測
進捗予測の値は任意に設定することもできます。1日の進捗件数を入力すると、進捗予測件数が算出されます。メンバーの増減や、営業日の増減などに合わせて予実を設定しておけば、より厳密で実績と乖離しない進捗予測を立てることができます。
進捗予測数の影響範囲
進捗予測の影響範囲は以下の進捗表示機能に及びます。
- ダッシュボード
”本日の予測消化数”の値が設定値になります。
- 期限バー
成分バーと期限バーが表示されている箇所において、期限バーにカーソルを当てると”予定”の件数が表示されます。進捗予測数の累積数になります。
- 収束曲線
”進捗予測”はグラフ上に緑の点線で表されます。進捗予測数によってグラフの点線の位置が変わります。
- 実績推移表
進捗予測数が影響するところの”予測消化数”、”予測進捗率”、”予測消化累積数”が変わります。
テストサイクルの進捗予測の設定手順
進捗予測数を任意の値に設定することが可能です。
(1)左メニューの「テストフェーズ」をクリックします。
(2)予実を入力したいテストフェーズの「スイート一覧」ボタンをクリックします。
(3)予実を入力したいテストスイートの「サイクル一覧」ボタンをクリックします。
(4)予実を入力したいテストサイクルの「進捗予測」ボタンをクリックします。
(5)”1日の進捗”の列に任意の件数を入力してください。休日も矛盾がないように入力してください。また、数字は半角で入力してください。
(6)入力を終えたら、「サイクル一覧へ」ボタンをクリックしてください。(ボタンを押さなくても、入力内容はセルからカーソルが外れた時点で自動的に保存されます。)