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2024/08/08のアップデートについてお知らせします。
カバレッジパネルのPASS率の算出方式の変更
カバレッジパネルのPASS率の算出方式について、分子の集計対象を「最新のテスト結果のPASS数」に変更し、PASS率が100%より大きくならないようになりました。
これまでは、分子の集計対象を「全テストサイクルのPASS数の合計」としていたため、複数のテストサイクルでPASSしている場合、PASS率が100%より大きくなることがありましたが、今回の変更により、最新のテスト結果のみを集計対象とするため、PASS率を直感的に把握しやすくなりました。
例えば、あるカバレッジ項目に該当するテストケースが72件あったとします。これらに対し、1回目のテストサイクルで70件がPASS、残りの2件がFAILだったとします。そのあと、2回目のテストサイクルで、リグレッションテストを兼ねて72件全件を実施し、今度は72件すべてがPASSしたとします。このとき、従来では「PASS: 142 / 72」となっていましたが、今回の変更でこのケースは「PASS: 72 / 72」という表示になります。
その他のアップデート
- テストケース編集画面からxlsmファイルをダウンロードすると形式がxlsxになる問題を修正
- テストフェーズの進捗遅れのアラート設定をしていた場合、テストフェーズのアーカイブ後はテストフェーズの進捗遅れのアラートが出ないように修正