はじめに
対象ユーザ: はじめてQualityForwardを利用するユーザ
プロジェクトの作成について
4つの基本ステップ
ステップ |
説明 |
|
---|---|---|
1 | テストケースを準備する |
テストの実行に必要なテストケースをツールに登録します。 |
2 | テスト計画をする |
テストを実施する期間を登録します。 |
3 | テストサイクルを追加する |
テスト実行に向けた設定をします。 |
4 | テスト実行をする |
テストケースに結果を記入します。 |
テストケースを準備する
テストスイートを追加する
テストスイート(注1)の追加を行うと、テストケースを記入するためのスペースを作成できます。
(1)「テストスイート」画面の右上にある「テストスイート追加」ボタンをクリックします。
(2)下記項目を記入し「登録する」ボタンをクリックします。
- テストスイート名
- その他はデフォルト(注2)
テストスイート一覧にver.1.0が作成されます。
テストケースを作成する
(1)「編集」ボタンをクリックします。
(2)「編集を有効にする」ボタンをクリックします。
(3)テストケースの内容を記入します。
(4)優先度に「A」を記入します。画面は自動保存されます。
優先度はテスト範囲を特定するために必要な設定です。優先度を空欄にした場合、テストの実行範囲として認識されなくなりますので必ず記入してください。優先度は”A”~”J”までが有効です。
(5)テストスイートバージョンの設定から、ステータスを「利用可」に変更する
ステータスを変更する方法は以下の記事をご覧ください。
テストケースのステータスを変更する
テスト計画をする
テストフェーズを作成する
テストフェーズの作成では、テストの実施期間と実行する対象のテストスイートを指定します。
(1)左メニューの「テストフェーズ」を選択し、画面の右上にある「テストフェーズ追加」ボタンをクリックします。
(2)下記の必須項目を記入します。
- テストフェーズ名
- フェーズ開始日 / フェーズ終了日
(3)「テストスイートの紐づけ」から任意のテストスイートを選択します。
前ステップで「利用可」にしたテストスイートが表示されます。
(4)「登録する」ボタンをクリックしますと、テストフェーズ一覧に登録されます。
テストフェーズを追加する方法の詳細は以下の記事をご覧ください。
テストフェーズを追加する
テストサイクルを作成する
このステップでは、テスト対象をテストフェーズ内でいつ、何回実施するのかを設定します。
テスト実行は1回で終わるものではなく、1度目でPASSできなかったテストを、再テストすることを想定しています。
テストサイクルの作成
(1)作成したテストフェーズの「スイート一覧」をクリック
(2)「サイクル一覧」をクリックします。
(3)「テストサイクル追加」ボタンをクリックします。
(4)「対象の優先度」にある「A」にチェックがあること確認します。
- その他は全てデフォルト値
(5)「登録する」ボタンをクリックしますと、テストサイクル一覧に登録されます。
テストサイクルを追加する方法の詳細は以下の記事をご覧ください。
テストサイクルを追加する
テスト実行をする
このステップにて
設定したテストサイクルに、テスト結果を記入していきます。
(1)「開く」ボタンをクリックします。
(2)テスト結果列に結果を入力します。
再テストする
例えば1回目のテスト結果で”FAIL”や”SKIP”だったテストケースを、次回のテストサイクルで実行したい場合は以下の手順で絞り込みができます。
(1)テストサイクル一覧の、任意のテストサイクルの「再テスト」をクリックします。
(2)下記項目を記入します。
- 対象のテスト結果:再テストするテスト結果を選択できます(例:”FAIL”と”SKIP”を選択する)
- その他はデフォルト
(3)「登録する」ボタンをクリックしますと、再テストのテストサイクルが作成されます。
ここまでの操作で、テストサイクルの設定→テスト実行→再テストを行うことができました。
テスト実行を開始しましたら、 レポートで進捗状況を把握することが必要です。
レポートの概要はこちらの記事で詳細をご覧ください。
各レポートの概要
最後に
本記事では、QualityForwardの最も基本的な機能をご紹介しました。これらの他にも、テストをサポートするさまざまな機能が実装されています。下記におすすめの関連記事をまとめましたので、ぜひお試しください。